大同醤油の創始者は、もとは田舎で肉圓(台湾独特の食べ物)を売っていました。自分で作り調合した黒い豆甕で醸造した醤油の味は香りが芳醇で、買う人はいつも醤油を一缶指定して買って行きました。そうして、醤油がお客に販売する主力商品となり、今日の大同醤油の輝かしい歴史が達成されたのです。

   その後第一代陳丁源氏が家業を受け継ぎ、西螺で一家経営の醤油店を設けました。西螺の優良な水質、温度、湿度を基礎に、更に独自の醸造配合と古くからの甕醸造技術を加え、他に取って代わるもののない芳醇な醤油を完成させ、名を「源発醤園」と命名しました。

   生計を立てるため、天秤棒を担いで一歩一歩濁水渓を渡り、彰化県の北斗、溪州、竹山等各地の家々に売って歩き、苦労した結果、「大同醤油」の基礎が造られたのでした

   また、台湾はその昔物資が乏しく、多くの人が特に大同醤油の蔭油ソースを白飯にかけて食べたものでした。三合院広場の細長いベンチの上で、碗の中から濃厚で芳醇に香った醤油は、大勢の人々の幼い頃の記憶の一部となりました。

   しかし時代の変化に従って、小規模な雑貨店が盛んになり、第二代曾漢坤氏は自転車に醤油を積み、365日、晴れの日も雨の日も各店に販売、商品補充にと運びました。またその生産量の需要に応えて、部分的手動化設備を購入しました。次第に一家経営から小型工場へと転換し、この時、正式的に名前を「大同醤油」に改め、「醤油の元祖」の名声を打ち建てたのです。


   第三代曽王朝氏は28才の時、父親が他界したため家業を受け継ぎました。企業を永続経営するため、積極的に味を改良し、市場の動きに合わせて斗六工業区に1500坪の近代化工場を増設し、すべて新しいオートメーション化生産設備を取り入れて生産量を向上させました。曾朝勤、曽錫昌兄弟が力を併せ努力した結果、本土の醤油は台湾から、国際社会へと向かい、今日ではシンガポ-ル、日本、アメリカ、東南アジア、中東地区等の地どこでも、大同醤油の姿を見ることができます。

   中華民国70年頃、台湾観光事業が次第に盛んになり、毎日2-300台の遊覧車が押し寄せ、製品の需要が追いつかなくなり、西螺インターの下に「大同休憩所」を増設しました。常に人が訪ねるようになり、付近の道路は渋滞を引き起こし、これにより「大同醤油」は西螺の名産品を代表するばかりでなく、更に台湾の手土産の代表となったのです。

   民国88年の921大地震で、工場の建物、設備は全壊し、長年積み上げてきた家業、貯蔵桶の中の醤油とも,地面一杯に流れてしまいました…。

   それでも患難の中にも、幸いなことに、従業員、業者、販売店が全力を尽くし、地震の一週間後には、第一本目の醤油が臨時テントの布棚の中に生産されました。3ヶ月後には、生産力を回復し、突然やって来た天災にも打ち倒されることなく、逆に私たちはしっかりと足を踏みしめ、挫けても一層逞しく、更に視野を広げることとなりました。

 

 

   時代が過ぎ、震災を過ぎ、大同醤油は一貫して最高の品質、顧客第一を経営理念にしています。最先端のオートメーション化設備による生産、定期的な機器校正検査制度および出荷製品の厳格な品質管理はすべて、品質管理の確実な実行を確保するためなのです。

   

   「大同醤油」は、この黒い豆甕から醸造されて出来た黒い黄金看板です。未来にも伝統を携え、引き続き新機軸を打ち出し、国内外の消費者へ、代代伝わる、甘味のある感動的な滋味を提供していき、更に自身が黒金に輝き、国際的に名を揚げることを期しています。

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